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《お悩み》

療的ケアが必要なため、
入れるホームが見つからない

【G様の場合】

女性:75歳
(要介護1※区変中)
腎臓がんの手術後、脳転移が見られ入院。脳腫瘍により認知機能が低下。
糖尿病があり、1日4回のインシュリン注射が必要。

一緒に暮らす息子様のお嫁様からのご相談。おひとりで離れて暮らしていたお義母様(G様)を半年前に呼び寄せ、息子様ご夫婦とお義母様3人で暮らし始めてすぐ、G様に腎臓がんが見つかりました。腎臓のがんは摘出できたものの脳転移が見られ、急激に認知症状があらわれるようになりました。入院前、認知症状は全くなかったG様でしたが、入院後1~2か月のうちにお嫁様のこともわからなくなり、コミュニケーションが難しい状態となってしまいました。ご夫婦共働きのため、ご自宅での介護は難しく、退院後の住まいとして老人ホームを検討することになりました。

医療的ケアが必要なため、入れるホームが見つからない

なるべく自宅から近い範囲でホームをお探しでしたが、G様には糖尿病があるため、1日4回のインシュリン注射が必要です。そのため、夜間帯も看護職員が常駐する施設であることが必須となります。ご相談者はご自身で調べてはみたものの、「1日4回」という頻度がネックになり、なかなか希望するホームが見つかりませんでした。病院での生活は刺激がなく入院期間が長引くとますます認知症状が進んでしまうのではと不安になられ、一刻も早くホームを見つけたいと焦りばかりが募り、困り果てていらっしゃいました。

ご自宅の近くでお探しでしたが、息子様ご夫婦の生活パターンをお聞きしたところ、お二人とも車の運転をされること、職場とご自宅の沿線上でも問題がないことがわかりました。そこでエリアを少し拡大し、インシュリン対応可の3ホームをご紹介。2ホーム見学され、すぐにご入居を決められました。


ご相談からご見学まで14

ご見学からご入居まで14

ご見学ホーム数2 ホーム

◎お悩み解決のポイント◎
医療面で妥協せず、その他の条件で折り合いをつける

医療的ケアにどこまで対応しているのかはホームにより異なります。ホームの考え方、特色、人員配置など様々な要因が関係しており、以前は対応可能だったが今は対応が難しいなど、タイミングによって変わることもあります。そのため、一般の方がご自分で調べるのはとても困難です。
希望する医療的ケアが受けられるホームを見つけるためには、医療面では妥協せず、その他の条件で折り合いをつけていく、ということが必要になってきます。最も有効なのが検討エリアを広げることです。今回のケースでも、ご自宅からはやや遠くはなるものの、職場とご自宅の沿線でご希望のホームを見つけることができました。
ベネッセの介護相談室の相談員は、医療面で強いホーム、認知症ケアが行き届いているホームなど、施設の特徴を熟知した老人ホームの専門家です。医療面でのお悩みについてもぜひご相談ください。

0120-86-8165
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