心筋梗塞
心臓に血液を送る冠動脈に血栓が詰まって、血液が流れない状態になり、心臓の一部が壊死する病気。原因になる動脈硬化は、高血圧や糖尿病、肥満などの生活習慣が関係している。心筋梗塞の症状は、胸に強烈な痛みを感じ、呼吸困難や吐き気、冷や汗などを伴うことはある。3時間以内に、冠動脈の血流を再開させる治療を行えば、救命率は高くなる。カテーテル治療やバイパス手術など治療法が進み、死亡率は少なくなっている。早期発見、早期治療が肝心。食生活の改善や禁煙などで原因である動脈硬化を防ぐことで、発症のリスクを軽減できる。