超高齢社会
2014年の時点での日本人の平均寿命は、男性が80歳、女性が86歳と年を追うごとに長寿になっている。また、100歳以上の「百寿者」も近年、急速に増えており、約5万9000人に達する。1956年の国連会議で、65歳以上の高齢者の割合(老人人口比率・高齢化率)が7%を超えると、高齢化が進みつつある「高齢化社会」とされた。さらに、14%を超えると、「高齢化」ではなく、すでに高齢が定着した「高齢社会」と呼ばれるようになった。2014年9月のわが国の高齢化率は25.9%にのぼり、内閣府の2007年版・高齢社会白書でも「前例のない高齢社会」とうたわれている。これを「超高齢社会」と呼んでいる。